fuchi's diary

都内在住のゲイの感じたこと、考えたこと

世界の地図を書き足していく

前回書いた記事を読み返してみたら、まるで、ドラクエ6で現実世界のムドーを倒してダーマ神殿が復活した後、初めて自分で操作する船旅に出たときのような、あるいはFF7でミッドガルを脱出して、初めてフィールドマップに出たときのような、そんな開放的な気持ちを抱いて文章を書いていたんだなと思った。

 

僕は、このブログに書いた自分の文章をちょくちょく読み返している。どうして読み返したくなるのか、その理由が分からなかったのだけど、前回の記事が上に書いたRPGのシーンみたいだと感じたときに、なんとなくその理由が掴めたような気がした。

 

僕にとってブログに文章を書くことは、大きな紙に、手書きの地図を書き加えていくようなものなのかもしれない。自分の目で見て、耳で聞いて、心で感じて、頭で考えたことを少しずつ記録していく場所。文章を書くことは、どんな場所か分からなくて先に進むのを躊躇していた世界の地図を書き足していく行為に例えられるかもと思った。

 

自分が書いた手書きの地図を確認することで、これまで自分が進んできた道と、今の自分がいる場所と、これから進もうとしている場所を確認していると考えてみると、自分の文章を読み返したくなる訳がしっくりときた。