fuchi's diary

都内在住のゲイの感じたこと、考えたこと

お雑煮に入っている大根

新年最初の記事は新年の抱負を書こうかなと、先月の中旬位にはそう思っていたのだけど、年が明ける前に今年の目標は色々書いてしまったので、新年にふと感じたことを書くことにした。

 

元旦は、実家でお雑煮とおせちを食べた。実家で作るお雑煮は、昆布だしにお餅と大根、それに鶏肉と菜っ葉その他の具が少々といったシンプルなものなのだけど、そのお雑煮の具の中で特に好きなのが、お餅と大根です。お餅はお雑煮のメインディッシュだから好きという人も多いだろうけど、お雑煮のダシが染みこんだ大根を食べだすとこれが中々止まらない。

 

そういえば、僕は大根とお麩のみそ汁も好きだから、大根が入っている汁物が好きなのかもしれない。おでんの具も大根がないと食べた気がしないし、こんなにダイコン愛を持っていたのかと、自分でも少し意外な発見でした。

 

自分が作る料理を思い返してみると、他の人と比べたことがないから正確なところは分からないけど、大根ステーキ(居酒屋で出てきたメニューを見様見真似で作った大根の照り焼き)とか、ポトフに多めに大根を入れたりとか、大根の比率が高いかもしれない。大根以外にも、ジャガイモとかゴボウとかレンコンも結構好きだから、根菜類全般が好きなのかも? 元旦にお雑煮を食べていると、こんなことが思い浮かんできて、頭の片隅であれこれと考えていました。

 

そして、毎年、実家で母親に作ってもらっているお雑煮だけど、この味のレシピを教えてもらっておいた方がいいのかなと思った。

これまではあまり考えて来なかったけど、僕が年を取るということは、母親も年を取るということで、いつ、何が起こるかは分からない。母親のレシピのうちいくつかは、時間のあるうちに、教わっておきたいなと。

 

これが元旦に考えてたことで、今日の朝は早速作り方を教わりながら自分で作ってみた。下準備さえしておけば、当日の朝の調理は最小限の作業でできるレシピだった。お正月だから、できるだけ手間がかからないようにしてるんだな。聞いてみると、このお雑煮は、母方の祖母の家でずっと作っていたものを簡略化して作りやすくしたものらしい。

 

お正月は、どうしても「家族」や「家系」というものを意識して、色々と思うことはあるけれど、このお雑煮のレシピは喜んで受け継ぐことができそうだ。