fuchi's diary

都内在住のゲイの感じたこと、考えたこと

読み手に伝わる文章

職場では、もう若手と呼ばれるような年でもなくなってきたので、自分より年下の同僚が作った資料や文章を手直ししたり、アドバイスを求められる機会がここ数年増えてきてるのだけど、自分で一から資料を作る機会もまだまだある。

そして、自分で資料を作ると、後輩相手に言ってることが自分もできてないなと痛感する。

 

資料を作って、確認のために上司に説明している最中に、どうしてこんな分かりにくい資料を作ったのかと気付くことが今週あった。(今週だけじゃなくてよくあることなのだけど…)

資料を作った後、見直しをしても気付けなかったのに、上司に説明し始めると途端にダメな箇所が見えてくる。あちゃーと思いながら、ここは直しますと補足しつつ説明を続けていく。

  

いきなり一人で完成度100%の資料なんて作れないし、作れたとしても時間がかかりすぎるから非効率で、完璧を目指そうとは思ってない(上司の好みもあるしね)。上司も、未完成で良いからある程度のものを早めに出せ、未完成であることは気にするなと言っている。

だけど、今回は「ある程度」に達していない、伝えたい中身の肝のところが整理できていない資料を渡しちゃったなー、と反省。 

「誰を相手に、何をして欲しいかを意識しないと読み手に伝わる文章は書けないよ」との上司の言葉が身に染みた。このフレーズ、資料作成に悩んでる後輩が相談に来たら言ってあげたい。